院長コラム


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コンタクトレンズを使用するにあたっての注意点

夏真盛りですね。
学生さんの中には、夏休みを機にコンタクトレンズを始めようという方も少なくないと思います。
そこで、今回はコンタクトレンズを使用するにあたっての注意点を幾つかお伝えしたいと思います。

とても気軽に思われがちですが、コンタクトレンズは薬事法で「高度管理医療機器」に指定されています。
「高度管理医療機器」とは、「副作用や機器の機能に障害が生じた場合に、生命や健康に重大な影響を与えるおそれが有るため、適正な管理が必要な医療機器」のことです。ですから、適切な使用法を守る事が重要です。

コンタクトレンズは必ず眼科医の診察を受けて処方をしてもらって下さい。
診察無しで、雑貨量販店やインターネットで購入するのは非常に危険です。

また、コンタクトレンズの種類によって、装用方法やケアの仕方が異なるので、使用方法はしっかり守って、
医師の指示通りの定期検査を受けて下さい。使い方を間違えると、角膜に傷や炎症を生じます。
角膜は透明であってはじめて視力が出るのですが、傷や炎症等で濁ってしまうと二度と視力は回復しません。
これって、とても恐ろしい事です!!(図1、2)

それから、日常コンタクトレンズを装用していてもメガネは必ず必要です。
結膜炎や角膜炎などでコンタクトレンズ装用を中止しなければならない事が時々有ります。
この時、メガネがないと生活に支障をきたしますからね。

現在では、非常に多種のコンタクトレンズが処方されています。
ご自分に合ったコンタクトレンズを正しい方法で使用して快適に過ごして頂きたいと思います。

図1
緑膿菌による角膜感染症
角膜実質融解を伴い、穿孔することがあります。
(スリット所見で診る角膜疾患 80 メディカルビュー社より)
図2
アカントアメーバ角膜炎
アカントアメーバは、土壌、沼地などの淡水、プールの水など自然界に広く生息するアメーバです。
(スリット所見で診る角膜疾患 80 メディカルビュー社より)